Day 7 / 問いの扉

良い答えは良い問いから生まれるのか

良い答えが欲しい。

でも、
どう聞けばいいのかわからない。

問いを変えても、
返ってくる答えは、
どこか似ている。

それは、
本当に答えの問題でしょうか。

それとも、

問いの側に、
まだ見えていないものがあるのでしょうか。

私は22年、金属加工の現場にいました。

曖昧な指示では、
曖昧な結果しか返ってきません。

0.01mmが必要なら、
その精度を示す。

けれど——

なぜその精度が必要なのか。

それを自分が理解していなければ、
指示はどこか揺れます。

AIも、同じなのかもしれません。

問いが曖昧なら、
答えも曖昧になる。

でもそれは、
AIの限界というより、

私たちが、
まだ自分の求めているものを
つかめていないだけなのかもしれません。

本当に欲しいのは、
答えなのでしょうか。

それとも、
「これでいい」と言ってもらえる安心なのでしょうか。

良い問いとは、何でしょう。

完璧な文章ではない。
正しい言葉でもない。

自分が何を知りたいのか。
なぜ知りたいのか。

その輪郭が、
少しだけ見えている状態。

問いは、
最初から整っていません。

曖昧で、
ぼんやりしていて、
言葉にならない。

それでも、
消さずに置いておく。

何度も問い直す。

その往復の中で、
自分のほうが少しずつ見えてくる。

良い答えは、
良い問いの後ろにあるのだろうか。

私には、まだ断言できません。

ただ、

問いを持たずに得た答えは、
長くは残らない。

それだけは、
経験として知っています。

明日への問い

AIは、
答えを出す存在なのでしょうか。

それとも——
問いを映す鏡なのでしょうか。

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